内容説明
ウィキペディア編集合戦、カルテ流出、2ちゃんねるで晒し者…相次ぐ病院事故!そのとき「医師専用サイト」で何が語られていたのか?『医療崩壊』著者・小松秀樹氏による取材回答文3000字掲載。医療を崩壊させたのは、医療事故被害者なのか?物言う患者は、「医療テロリスト」なのか?なぜ、医師と患者は対立してしまうのか?圧倒的な取材量で医療界の闇にせまる。
目次
第1章 カルテを流出させたのはだれか―奈良県立大淀病院事件(侮辱罪で捜査された医師;しゃべり続ける“鬼瓦” ほか)
第2章 追い詰められる遺族―杏林大学割り箸事件(『医療の限界』と割り箸事件;コピペされる事実無根の情報 ほか)
第3章 真実を求める遺族は「モンスター」か―福島県立大野病院事件(「2ちゃんで叩きまくる」;m3から始まった抗議運動 ほか)
第4章 「テロリスト」と呼ばれた被害者(医師を侮辱する発言;「医療崩壊」プロバガンダ ほか)
第5章 ネット医師たちはなぜ暴走するのか(全国医師連盟とネット医師;「自称被害者」というレッテル ほか)
著者等紹介
鳥集徹[トリダマリトオル]
1966年兵庫県西宮市出身。同志社大学文学部社会学科新聞学専攻卒業。同大学院文学研究科修士課程修了。会社員、フリーライター、出版社勤務等を経て、2004年からジャーナリストとして活動。最前線で活躍する医師500人以上を取材した経験を生かし、医療分野を中心に週刊誌・月刊誌等に執筆している。07年3月には『週刊朝日』でタミフル寄付金問題をスクープ。また、06年から08年にかけて、月刊誌『論座』に福島県立大野病院事件のルポを発表したほか、朝日新聞「私の視点」にも医療問題について寄稿。執拗な取材で医療界のタブーに斬り込む、気鋭のジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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