内容説明
長く過酷な旅だった。死の淵をさまよっていた私は、ついにアメリカ医療でアトピーを完治した!「君のせいじゃない」とアメリカ皮膚医学博士ドクター・マセソンは教えてくれた。
目次
第1章 背中をまるめて
第2章 旅のはじまり
第3章 気づき
第4章 生きる彼方に
第5章 初秋
第6章 マセソン先生の教え
第7章 海から見わたせば
第8章 自分らしく明るく生きるために
第9章 私にとって「アトピー」という贈り物
著者等紹介
明石郁生[アカシイクオ]
実践マーケティング/プランナー、逆境克服カウンセラー、アトピーコンサルタント。(有)ジャパンマーケティング代表取締役、アトピーアソシエイションジャパン日本代表。1963年生まれ。明治学院大学第2経済学部在学時の18歳で成人型アトピー発症、卒業後、山小屋の管理人、CM制作会社を経て、広告企画制作会社に勤務中の30歳で日本型ステロイドリバウンドで倒れる。死の淵をさまよいながらもフリーランスのプランナーとして独立。1999年36歳の時に運命的な出会い「アメリカのアトピー治療」で完治。2001年「アトピーアソシエイションジャパン」発足。以後、日本のアトピー患者が閉鎖状況に閉じこめられないよう、自分の体験情報を伝導するべくアトピーコンサルタントとして活動中。アライアント国際大学カリフォルニア臨床心理学大学院在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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suzume
4
あまり読みやすい文体ではないですが、当事者にしか語れない気持ちが詰まっている本でした。先の見えない恐怖や医療への不信感、家族や周囲の人に向け、患者は外から見えている以上に辛いと分かってあげて欲しい、とのメッセージなど。病気の陰に隠れ詳しく語られていないけれど、この筆者はすごく独特の個性と才能の持ち主で仕事の能力にも長けた人なのでは?と感じました。そういう人生や人間性までも覆い尽くし、治すことが人生の目的(治してからしか人生が始まらないような気持ち)にまで追い詰められてしまうのがこの病気の怖さだと思います。2015/02/22
ジュリ
1
ステロイドをやめてから、皮膚がぼろぼろはがれたり、どろどろになったりしたらしい。喘息の治療を受けていたこともあって、毒素がたまっていたのではないだろうか。ステロイドは使わない方がよいと思う。2024/03/28
おだまん
0
苦しい戦いの様子、とてもよく分かります。アトピーはストレスの申し子。分かっているんですがね。やはり彼は克服するだけの強い力を持っていたのでしょうね。2008/02/29