内容説明
2007年、昭和22年生まれから25年生まれの世代が次々60歳・定年を迎え始める直前、政府は「年金一元化」と「年金財政の一層の悪化」を理由に、団塊の世代の年金支給抑制策を強行する!自ら団塊の世代である、年金のプロ中のプロである著者が、団塊の世代を直撃するセカンドライフの危機を警告、真の年金改革案と、今から備えるべき救済策を示す。
目次
1章 団塊世代は「もらえるはず」の年金は「もらえない」
2章 一元化のワナ、団塊世代の給付削減
3章 国民、厚生、共済3年金のあまりの不平等
4章 自民・民主の年金改革案の盲点
5章 私の年金革命―この方策が年金破綻を防ぐ
6章 年金崩壊の危機をどう乗り切ればいいか
著者等紹介
田中章二[タナカショウジ]
年金評論家、社会保険労務士。1948年東京生まれの団塊の世代。ライフワークとして年金問題に取り組み、1974年田中年金総合研究所を開設。1997年のベストセラー『年金革命』執筆をはじめとして、数少ない年金専門家の立場から不可解な年金問題の真実と「年金破綻」を防ぐ真の改革案を具体的に提示し、注目を集めている。また、全国の金融機関などで、年金相談、確定拠出年金の導入指導、研修ならびに講演の講師として活躍中。現在、東京都社会保険労務士会年金指導員、年金スクールアカデミー校長、年金検定創設者となる。ラジオ「年金なんでも相談」を放送中。テレビにも多数出演中。週刊誌、月刊誌などで年金関係執筆中
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