内容説明
妻たちの恋~人を好きになるのは罪ですか?結婚生活は、いわば失恋状態といって過言ではないのかもしれない。そんな妻たちは誰もが「婚外恋愛予備軍」。「したいから好き」なのか、「好きだからしたい」のか。20万人が共感したベストセラー「不倫の恋」シリーズ最新刊。
目次
第1章 妻たちが恋に落ちるとき(心の隙間に恋が忍び込む?;出会いから深い関係へ ほか)
第2章 恋と家庭との狭間で(恋へのときめきと不安;恋にのめり込みそうになるとき ほか)
第3章 さまざまな恋の形(夫との不仲から恋に走って;独身男性とのめくるめくような恋 ほか)
第4章 妻の恋を知ったとき(結婚前の恋に、妻が再度走って;妻の恋に直面して)
第5章 不倫の恋の結末(「今」は「未来」に続くか;離婚はしたものの… ほか)
著者等紹介
亀山早苗[カメヤマサナエ]
1960年東京生まれ。明治大学文学部卒。フリーライター。女性誌等で活躍中。女性の生き方を中心に、恋愛、結婚、性の問題に取り組み、かつ社会状況を的確に分析する筆力に定評がある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もとむ
14
読み進めていくほどに、否定的な感想が果てしなく続くことが容易に想像できたけど、最後に「人生で一番大事なことは、愛し愛された記憶そのもの」という言葉を目にした時、その人の人生の重みを強く感じた。人生には何が起こるかなんて、誰にもわからない。その中でそんな風に笑顔で言える人生こそ、本当に素敵なことではないだろうか。加えて、「家族とはいて当たり前のものではない。いつまでも育んでいくものなんだ」という一文にも深く納得です。2024/08/28
まみ
1
ブックオフ本。結婚して子供ができるとどうしても〈女〉より〈母〉が勝る。夫からも女性として扱われなくなり、「ママ」と呼ばれ「私は子供のママでも、あなたのママではない」と思うことも。〈恋がしたい〉〈女として扱われたい〉気持ちはわかる。恋愛に憧れもする。しかし実際恋に走れるものだろうか?自分ならきっと〈女〉より〈母〉を選ぶ。子供を傷つけることはできない。2019/07/09