内容説明
因果推論に対する本書でのアプローチの背後にある基礎的な考え方と枠組みを明らかにし、古典的無作為化実験への適用を示す。
目次
第1部 基礎(因果性:基本的な枠組み;因果推論のための潜在的結果変数アプローチ略史;割り当てメカニズムの分類)
第2部 古典的無作為化実験(古典的無作為化実験の分類;完全無作為化実験のためのFisherの正確確率検定;完全無作為化実験でのNeymanの反復実験;完全無作為化実験における回帰分析;完全無作為化実験に対するモデルベースの推論;層別無作為化実験;対無作為化実験;事例:労働政策プログラムの実験を用いた評価)
著者等紹介
インベンス,G.W.[インベンス,G.W.] [Imbens,Guido W.]
スタンフォード大学
ルービン,D.B.[ルービン,D.B.] [Rubin,Donald B.]
ハーバード大学
星野崇宏[ホシノタカヒロ]
1975年東京都に生まれる。現在、慶應義塾大学経済学部教授。博士(学術)、博士(経済学)
繁桝算男[シゲマスカズオ]
1946年愛媛県に生まれる。現在、東京大学名誉教授。Ph.D.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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