内容説明
ドイツで20万部突破の冒険ファンタジーの大傑作。銀の竜、コボルト、ホムンクルス、バシリスク、伝説の生き物がたくさん出てくる。勇気と友情、そして他人を信じる心、多くの冒険を克服しつつ憧れの「空の果て」をめざす。ハラハラドキドキの空飛ぶ旅物語。チューリヒ児童文学賞ほか各児童文学賞受賞。
著者等紹介
フンケ,コルネーリア[フンケ,コルネーリア][Funke,Cornelia]
1958年、ドイツの西部、ヴェストファーレン州の町ドルステンに生まれる。ハンブルク大学で教育学を修め、卒業後、教育者としての仕事のかたわら、専門大学で本のイラストレーションを学ぶ。当初は子どもの本のイラストレーターとして出発。28歳の時からは自分で文章も書くようになり、以後フリーのイラストレーター、作家として活躍している。ドイツでもっとも著名な児童文学作家の一人であり、ウィーン児童文学賞、チューリヒ児童文学賞などこれまでに数多くの児童文学賞を受賞している。昨年夏にイギリスとアメリカで発売された『どろぼうの神さま』(英題“The Thief Lord”)により、国際的成功を収めた。夫と二人の子どもとともにハンブルク在住
細井直子[ホソイナオコ]
横浜市青葉区生まれ。慶応義塾大学ドイツ文学科大学院博士課程修了。ドイツ児童文学研究のため、ドイツ・ケルン大学に3年間留学。現在、慶応義塾大学非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rin
57
【図書館】お気に入りさんのレビューより。幼い頃に夢中になったファンタジー本を思い出させる1冊。竜と少年、コボルトに妖精やホムンクルス。さらにはジンに海蛇まで!ワクワクする要素が盛りだくさん。王道の物語だから安心して読み進めることができる。でも随所に優しさや勇気、仲間を思う心などがつまっている。月に光る銀の竜、その美しさを思い浮かべながら、彼らが勝ち取ったもの。人間が奪ったものに苦しくなる。大人になるとたくさんのことを忘れたり心の奥底にしまってしまう。それでも生活はできるけど、忘れたくないと思いました。2018/01/27
たるき( ´ ▽ ` )ノ
53
素晴らしい!!コルネーリアフンケのファンタジーは、私の好みにぴったり(*´꒳`*)伝説の生き物がてんこ盛りで、ワクワクしながら読み進めた。とても幸せな読書時間だった♪2017/01/08
たるき( ´ ▽ ` )ノ
45
再読。長かった〜!!竜にコボルト、妖精やホムンクルス・・・まさにファンタジー。別世界に連れて行ってもらえて大満足♪自分の居場所を探す旅を続けながら、仲間との絆が深まっていく。表紙も大好き(*´∀`*)2021/02/11
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
銀色の竜たちが住む山が、ダム建設のために人間に奪われそうになる。阻止しようと立ち上がったのは1匹の竜と少年ジムや仲間たち。竜の故郷「空の果て」を探す旅に出る…。2022/01/03
がる
9
自分の居場所を求める旅。 はまりました♪ さし絵もフンケが描いていてとっても良いです♪ 2011/03/10