内容説明
都政取材25年の敏腕ジャーナリストが石原慎太郎都知事の知られざる素顔と、カリスマ知事の下で揺れる、マンモス組織の生の姿を取材。その経営手腕を鋭く分析・検証した画期的な書。
目次
第1章 石原都知事の登場と都政改革(時代が求めた石原都知事;東京都政の歩みと停滞 ほか)
第2章 首都東京の都市再生と活性化戦略(首都移転にNO!;首都圏メガロポリス構想 ほか)
第3章 都政改革への取り組みと危機管理(財政再建推進プランと給与削減;外形標準課税(銀行税) ほか)
第4章 石原慎太郎の帝王学(「父親の復権」への期待;政治の復権と歴史認識 ほか)
著者等紹介
森野美徳[モリノヨシノリ]
ジャーナリスト。日本経済研究センター主任研究員。1950年鎌倉市生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。日本経済新聞社記者、編集委員として25年間にわたり都政を取材。美濃部亮吉、鈴木俊一、青島幸男、石原慎太郎の4代の都知事と間近に接し、それぞれの政策をつぶさにみてきた。現在は都市政策・地域経済の専門ジャーナリストとして活躍中。東京大学都市工学科、慶応義塾大学大学院の非常勤講師を兼務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。