内容説明
どうして人は恋をするのだろう。どうしてその人でなければならないのか。せつなくてつらい恋だとわかっていながら、結論が出ないかもしれないと思いながら、それでも「好き」だけは止められない…。ベストセラー『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』に続く第3弾。
目次
第1章 独身女性が恋に落ちるとき
第2章 既婚女性が恋に落ちるとき
第3章 独身女性と既婚男性―私たちのケース
第4章 既婚女性たちの不倫の恋のあり方
終章 不倫の恋をどうとらえるか
著者等紹介
亀山早苗[カメヤマサナエ]
1960年東京生まれ。明治大学文学部卒。フリーライター。女性誌等で活躍中。女性の生き方を中心に、恋愛、結婚、性の問題に取り組み、かつ社会状況を的確に分析する筆力に定評がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Booo
9
Amazonレビューに"愚かにも通ってきた道だから"と生々しい言葉を目にし興味が湧き読んでみました。"不倫の恋"はたくさんの物語や音楽を生み"許されぬ恋"は美しく終わることで美徳とされることが多いかも。2019/07/24
藤
6
学校の図書館でたまたま目につきました。男女ってどこまでも不思議。わからないから惹かれる、だがわからないから苦しい。人は人を愛することをやめられない。どうしようもなく好きって人ができたらいい。2015/05/28
よっちゃん
4
里佳さんの話が、とても印象的だった。よく病気になった時に、「自分一人の身体じゃない」と言うが、家族がいたら、女である前に、母親を優先させて欲しい。何も罪のない我が子に、悔いても悔やみきれない十字架を背負わせてしまったこと。作者の最後の言葉「どんなに苦しい恋だとしても、人を愛することに誇りをもちたい。」自分の子供のことは、恋人以上に愛して欲しいと思う。2017/02/28
さとも
3
男女のあり方を考える一冊。「どんなに苦しい恋だとしても、人を愛することに誇りをもちたい」2019/08/31
らなん
2
☆☆☆☆★2008/05/25