内容説明
よそさんにも食べさせたい、ほんまのうまいもん。観光客が絶対に知り得ない、京都の味を教えます。
目次
まえがきにかえて 草喰なかひがし―三分の一の煩悩
ちらし寿司―質素道楽
福耳―幸せの愉しみ方
柚子味噌―パッケージのかほり
天下一品―パラサイト・ラーメン
カツサンド―狭まれた宇宙
すぐき―おつけもの行儀
幽霊子育飴―虚構キャラメル
すきやき―ジュネーヴで鍋を
麩もち―吉野太夫かくありなん〔ほか〕
著者等紹介
入江敦彦［イリエアツヒコ］
京都・西陣生まれ。多摩美術大学染織デザイン科卒業。ＭＩＣＨＩＫＯ ＬＯＮＤＯＮコーディネーターを経て、９１年渡英。『Ｅｓｑｕｉｒｅ』『この映画がすごい！』『ｄａｎｃｙｕ』など雑誌で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
1
京都人だが食べたことがないものが多かった。ちらし寿司はときわ寿司ではなく、自分が贔屓にしている寿司屋がある。柚子味噌は食べたことがあるが以外と高い。天下一品は高校のときに食べて以来食べてない。すぐきというものは食べたことがない。麩もちは子供の時にたべたような気がする。ほうじ茶は老人しか飲んでいない気がする。紫竹納豆や絹ごし、猪肉は好きだった。久々にしっかり美味しいものを食べたい。2015/06/29
sattin
1
イギリスに住んでるからこそ見える部分もあるのかな。福耳とかよかったですね。本当京都は老舗が多い2010/01/17
えぞももんが
1
なかひがしさん、そんなにスゴイんですか？？ゴクリ。2008/11/05
ひるお
0
京都生まれ京都育ち、英国在住のエッセイスト・入江敦彦による京都グルメ紹介エッセイ。高級店・老舗として名高いところから、これが京都グルメかと驚くようなもの(例えば酵母原液、ハンバーグ焼きそば)まで幅広く、著者のイケズな、しかし小気味良い語り口とともに楽しめる。ちらし寿司、福耳、猪肉、オムライス。和洋中エスニック、多種多様なラインナップに心が躍る。ただし、京都は意外にも店の入れ替わりが激しいので、本書掲載の店にも閉店済みのものが目立つ。それが悲しい。2025/01/25
