内容説明
舞踊界の異才が“ダンスの眼”を通して文化、芸術、日常を鋭く抉るサイトエッセイ集。シリーズ第三弾。
目次
ダンスと歴史(日本文化が成熟するとき;日本の現代舞踊はどこから来たか ほか)
ダンスと社会(プリオヴィユ×BALLET‐NOAH「紙のヒコーキ」;ジル・ジョバン「Text to Speech」の社会性 ほか)
ダンスと演劇(IDTFに観るダンスと演劇の関係;これはもう立派なコンテンポラリー・ダンス ほか)
ダンスと批評(コンテンポラリーという名の猥雑性;「DADA10」青山ダンシング・スクエア ほか)
ダンスと人生(われ踊るゆえにわれ在り―salto ergo sum;三輝容子追悼の記―汚れを嫌いひたむきに生き続けた ほか)
ダンスと現在(コンテンポラリーダンスとは単にUPDATEな踊りのテクニックをいうのではない;振付がみせた新鮮な今日的感性の「幻森林」 ほか)
著者等紹介
日下四郎[クサカシロウ]
1930年京都市に生れる。本名:鵜飼宏明。1949年旧制三高文科丙類修了。1953年東京大学文学部ドイツ文学科卒業、株式会社東京放送入社、ラジオ東京(JOKR)文芸部。1958年テレビ製作局(KRT)へ移動。1976年TBS報道局報道制作部長。1977年「ダンス・シアター・キュービック」設立。以後13年間にわたる年次公演の台本・演出を担当。1979年TBSを退社、フリーランス活動。1991~97年淑徳短期大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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