内容説明
本書は、スイッチとルータについての理解を深めてもらうために書かれました。スイッチとルータの入門書であると同時に、次世代通信技術を網羅した実務書としても、利用できるようになっています。また、これまでのネットワーク入門書のような構成をとらず、新しい視点から、実務的な歴史や多くの読者が疑問に思う点を、最初にQ&A形式でまとめました。
目次
Q&Aで学ぶスイッチング/ルーティングの基礎(スイッチとは?ルータとは?;ブリッジとスイッチとルータの違いは?)
スイッチングを支える基礎技術―レイヤ2/3スイッチからレイヤ4スイッチまで
ルーティングを支える基礎技術―IPアドレスとルーティング・プロトコル
代表的なルーティング・プロトコル―RIPの改良とOSPF、BGPまで
マルチキャスト・ルーティング・プロトコル―DVMRPからPIM‐SMまで
新しいスイッチングとルーティング―LANE/MPOAからCSR、GMPLSまで
スイッチ、ルータの具体的な利用法―4分野のユーザーと8種類の製品に分類
著者等紹介
中野功一[ナカノコウイチ]
プロケット・ネットワークス・ジャパン(株)コンサルティング・システムズ・エンジニア。1986年、防衛大学校理工学部応用物理学科卒業。1989年、日本ディジタルイクイップメント(株)に入社。1997年、ベイ・ネットワークス(現ノーテルネットワークス)に入社、技術サポート等に従事。1999年、レッドバックネットワークス日本支社を設立、2001年よりプロケット・ネットワークス・ジャパン(株)(日本支社設立メンバー)、現在に至る
林英樹[ハヤシヒデキ]
東京エレクトロン(株)コンピュータ・ネットワークB.U.第一営業統括グループ統括リーダー。1983年、大阪大学基礎工学部電気工学科卒業後、東京エレクトロン(株)に入社、半導体製造装置フィールド・サービスを担当。1995年よりForeSystemsをはじめとしたネットワーク・ビジネスに携わり始める。現在、ネットワーク・ビジネス・ユニットを統括
村上丈文[ムラカミタケフミ]
ネットワンシステムズ(株)応用技術本部第2技術部システムエンジニア。1998年、横浜国立大学経済学部国際経済学科卒業後、JALインフォテック(株)に入社、主にネットワークの設計・構築に従事。2001年、ネットワンシステムズ(株)に入社、ルータをはじめとするレイヤ3分野のネットワーク・プロダクトの評価・検証および技術支援に従事し、現在に至る
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