内容説明
9月11日の同時多発テロ事件、あの悲劇の背景にあるものとは!第三次世界大戦と文明の衝突をふせぐ、人類の幸福の秘訣を元赤軍派議長・塩見孝也が探る幸福哲学の書。
目次
『幸福論』を書くようになるとは
マルクス主義を越えなければ生きられぬ理由―脱構築の使命
人間自主論と自由論について―人間を哲学する原点に帰ろう
人間自主論の諸要点と我が幸福論
我が民族論
アメリカは何処にゆくか―グローバル・欲望奔出・法・資本主義の運命
従属グローバリズム、汎アメリカニズムと日本民族―現代日本社会を見てゆく基本視座
「過渡期世界論」の理論的総括と日本民族・人民の志、課題とは
中ソ論争とチュチェ思想への態度
結び―人間の可能性を信じて
「同時多発テロ」の行方―グローバリズムに如何に正しく対決するか
著者等紹介
塩見孝也[シオミタカヤ]
1941年生まれ。1960年京都大学文学部に入学、1969年に共産主義者同盟赤軍派を結成。元・赤軍派議長。1970年3月に逮捕されて以来、約20年間の獄中生活を送ることとなる。出所後、「リハビリ終了宣言」「今語っておくべきこと」「封建社会主義と現在―塩見孝也獄中論文集」を執筆。現在、「自主日本の会」代表
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