内容説明
平成ウルトラマン三部作の脚本家陣による小説シリーズ第一弾。「ウルトラマンティガ」全話の中でも大好評を博したエピソード「よみがえる鬼神」。その作者自ら描いた「錦田景竜シリーズ」第二弾!鬼の手に堕ちたレナと戦わなければならないダイゴの苦悩。二人の愛のゆくえは…。
著者等紹介
川上英幸[カワカミヒデユキ]
1967年(昭和42年)12月16日東京都生まれ。私立昭和鉄道高等学校運輸科卒。脚本家、日本シナリオ作家協会会員。主な脚本作品に『ルージュの伝言』『世にも奇妙な物語』『ジュニアドラマ・クラインの壷』(井上夢人氏との共同脚本)『ウルトラマンティガ』『ウルトラマンダイナ』『ウルトラマンガイア』『ブースカ!ブースカ!!』などがある
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感想・レビュー
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まえすとろ
25
1996年から放映された平成ウルトラマン新シリーズ第一弾の「ウルトラマンティガ」第16話『蘇る鬼神』は当初2部構成だったものの、製作期間と予算の関係から後編の『妖狐の森』は制作が見送られた。放送終了後4年の歳月を経て劇場版『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』が公開されるのを機にメディアミックスの一環として『妖狐の森』のシノプシスをプロットにして小説化して刊行されたのが本書。全編を通して成長したファン層に合わせて、シリアスな時代劇と怪獣小説をミックスしたハードストーリーが展開する。2015/05/25
退院した雨巫女。
8
ウルトラマンティガは2番目にすき。(1番は、セブン)脚本家の一人が描いた小説。宿那鬼の話の続編のような話。2011/01/06
*
2
剣豪・錦田景竜が主役のホラー風味小説。終盤には魔頭鬼十郎(『ガイア』に登場)との因縁も語られる。本編の『よみがえる鬼神』が大好きな自分にとっては大満足のスピンオフでした。2017/10/25
ナオッチ
0
蘇る鬼神の続編…TVでは出来ない残酷描写も出てくる、シリアスなストーリーで楽しめる。2015/11/30
とろろ
0
ティガ本編16話とリンクしてるらしい。読む前に復習した方が数倍楽しめる。約200ページあるが、ティガが出るのは、10ページにも満たない程。多分ドラマ化したら30分くらいだと思う。あっさり読み終わっちゃったけど、これならティガなしで、ホラーミステリ小説として読みたかった感ある。2022/12/17