内容説明
後世に多大な影響を与えた名僧親鸞。浄土真宗の開祖として広く知られる存在でありながら、その生涯は謎が多い。情報科学を専攻し、郷土史家を自認する著者が膨大な資料をもとに調査・研究を重ね“等身大”の親鸞に迫る。
目次
1 東国仏教を開いた徳一菩薩
2 最仙という僧の“謎”を探る
3 天台宗を外護した東国平氏
4 浄土思想の拡大と鎌倉新仏教の誕生
5 親鸞はなぜ常陸国に来て、二十年後に帰洛したのか
6 親鸞没後に開創された浄土真宗
著者等紹介
西谷隆義[ニシタニタカヨシ]
昭和16年1月、神奈川県横須賀市生まれ(本籍地は茨城県行方市井上)。土浦第一高等学校・東北大学工学部電子工学科卒業。昭和40年3月、東北大学電気通信研究所助手(情報理論)となり、『電力系統の経済運用計画』(オペレーションズ・リサーチ学会誌)、『法学に関する情報処理学的考察』(法学専門誌ジュリスト)に取り組む。昭和43年3月、富士通信機製造株式会社(富士通)電子交換機部技師として、「電気交換機の開発」「ICテスターの自動化」に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 知力工学のすすめ