内容説明
詩人の筐底に秘かに朽ちつつあった、戦時下の体験にまつわる詩句の数々が、東日本大震災に共振し、ゆくりなくも浮上する。はるかな望郷の想いに縁どられて…。日本詩人クラブ賞受賞作家が静かに綴り上げた詩編。
目次
満月
星祭り
風に吹かれて
望郷
回帰
赤い川
命の川
哀しいバク
桐の花
雨の階
アリラン入口
ひとだま
蛇娘
お女郎坂
あの頃
岩見アパート
タアボウ
余情
著者等紹介
硲杏子[ハザマキョウコ]
詩集『愛の香辛料』国文社、1990年、H氏賞候補、茨城文学賞。『山家抄』国文社、1993年、茨城新聞社賞。『水の声』土曜美術出版販売、2009年、第43回日本詩人クラブ賞。日本現代詩人会、日本詩人クラブ会員、詩誌『白亜紀』同人、茨城県詩人協会、茨城県文芸協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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