内容説明
親鸞は壮年期の約20年、茨城を関東布教の拠点とした。茨城は、親鸞が宗教指導者としてその若き血肉を傾けた、まさに浄土真宗の聖地である。本書は、親鸞が目にしたであろう茨城の風景を追体験するとともに、親鸞が現代に残してくれた風景を克明にたどるものである。
目次
親鸞、庵を結ぶ(稲田草庵(西念寺)
小島草庵 ほか)
親鸞の家族(称名寺;法龍寺 ほか)
親鸞、茨城をめぐる(板敷山;大覚寺 ほか)
親鸞と二十四輩(報恩寺;専修寺 ほか)
親鸞の旧跡と二十四輩(解説)(西念寺(稲田)
光明寺 ほか)