内容説明
蕎麦通のあいだで絶対的人気を誇る常陸秋そば。しかし、残念なことに“ヒタチアキソバ”の名前だけが先行し、「常陸秋そばが品種名である」こと、そして「どこがどう違うのか」は意外と知られていない。「蕎麦は素材で9割決まる」とも言われるなか、そんな農産物としての“常陸秋そば”の魅力を、蕎麦に惹かれた料理研究家が徹底取材した。
目次
第1章 常陸秋そばの誕生(そばの品種;常陸秋そばの誕生まで;常陸秋そばの育成と成果;常陸秋そばの採種体系と種子更新)
第2章 常陸秋そばの栽培(中規模栽培―県北部の場合;大規模栽培―県西南部の場合)
第3章 常陸秋そばの流通(そばの流通を形作るもの;流通価格;個人買い;そばの適正価格)
第4章 常陸秋そばの製粉(そばの製粉;自家製粉;製粉工程・脱皮;製粉工程・挽砕;進化する製粉技術)
第5章 常陸秋そば・未来への展望(常陸秋そばを取り巻く変化;機械化への模索;作付体系の崩壊;春播きそばへの挑戦)
著者等紹介
浪川寛治[ナミカワカンジ]
1940年千葉県生まれ。早稲田大学文学部国文科卒。編集者を経て、日本料理の研究、評論で活躍。近年、蕎麦の取材・研究に没頭する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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