目次
第1章 リアルタイム・システム―概論(コンピュータ・システムの分類;リアルタイム・コンピュータ・システム ほか)
第2章 高信頼性ソフトウェアを求めて(ソフトウェアに何を求めるのか?;ソフトウェアのエラー ほか)
第3章 第一歩―要件分析と仕様化(ソフトウェアのライフサイクル;要件段階の重要性 ほか)
第4章 ソフトウェアとプログラム設計概念(設計の基本;モジュール化設計の基本 ほか)
第5章 リアルタイム・アプリケーションのためのオペレーティング・システム(なぜオペレーティング・システムを使うのか?;リアルタイム・オペレーティング・システムの基本的特徴 ほか)
著者等紹介
クーリング,ジム[クーリング,ジム][Cooling,Jim]
英国空軍で航空機の電気技術者として12年間過ごした。航空電子工学を学び、その後British Aircraft Corporationにフライト・コントロール・システムの設計者として勤務。電子回路設計者となることを希望し、アナログとデジタルの両方で海軍のコントロールシステムを扱うMarconi Companyに転職した。その後、プロジェクト管理を行う立場に昇進したが、技術職への魅力(博士号をとりたいという願望)からラフバラ大学の研究職に就いた。まもなくして講義をするようになり、最初は大学に3年いるつもりだったのが20年間にもなった。この間、学術的な研究とコンサルティング活動の両方を通じて、数多くの業界や政府機関(自動車、原子力発電、工業制御、鉄道、軍事システムなど)と協業。学術機関を離れる前に5冊の本を執筆した。最近10年間は、大学を退職後、Lindentree Associatesという会社を設立し、各地で主にリアルタイム・組込みシステムのコンサルティングや教育を行っている。昨年、自身でARM7ベースのシングルボード・コンピュータの設計と開発を行った
山本哲也[ヤマモトテツヤ]
東京大学理学部情報科学科卒。米国IBM研究所等で、主にネットワーク基幹ソフトウェアの研究開発に従事する。IBM退社後、シリコンバレーのネットワーク関連のベンチャー企業(ストラタコム、シスコ等)に移る。技術的経歴としては、物理レイヤー(電子回路)から始まり順次上位のサービス・レイヤーに上っていく経路をたどる(最後はアプリケーション・レイヤー)。ワールドコム入社以降は、プロジェクトマネジメント等、主にマネジメント分野の方法論に興味分野が移り、NCR等でマネジメント業務を歴任した後、株式会社ストラタジーナムを設立し、今に至る。株式会社ストラタジーナム代表取締役、UML教育研究所取締役、PMGS日本代表、OMG認定試験委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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