内容説明
今夜も村長さんの素敵なおしゃべりが聴えてくる。優しく、心温まる問いかけに、遠い昔をたどり、今を想う。手紙を読んだあとのさり気ない一言に、幾多の不幸が癒される人もいる。他人同士が番組で出会い、心ひとつにして同じ時間を共有する。それが中高年の熱中電波―『杉紀彦のラジオ村』。不思議な不思議な『ラジオ村』。
目次
序章 ある母と娘の手紙
第1章 出会ってそして
第2章 母よ…父よ…愛する者たちよ
第3章 暮しの中の「ラジオ村」
第4章 私たちの戦争体験
第5章 病気との闘い
終章 「ラジオ村」の外から