内容説明
科学や科学技術とは何であるのか?どうあるべきなのか?―科学技術化する社会・細分化する専門知・分散する責任主体・過熱する責任追及―科学と科学技術をめぐるコミュニケーションと倫理の適切なかたちを考える。
目次
第1章 科学技術をめぐる知性とエートス
第2章 科学技術を用いる者が今から考えるべきことは何か
第3章 科学技術化した社会の責任主体
第4章 リスク化する「自然」―技術は未来をどのように変えるのか?
第5章 弱さを認めて強くなる―個人の有徳な倫理性に頼らない科学技術倫理の構築にむけて
第6章 技術から科学技術へ、科学技術から「人間の学」へ
第7章 人は人を生み、技術は自然を模倣する―技術と自然との関係をアリストテレスに探る
第8章 現状を批判的に捉え直し改善していくために
第9章 「人間の科学」のかたちを探して―ファシリテーションとは何をすることか
著者等紹介
勢力尚雅[セイリキノブマサ]
1969年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻倫理学専門分野博士課程修了、博士(文学)。日本大学理工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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