内容説明
アドルノのカント批判を解体して、新自由主義的グローバリゼーションという「人間の自然史」の現代的形態と「自然の人間的歴史」との抗争を描き、後者を人間的生(生命‐生活)再生の運動として描き出す。
目次
第1章 アドルノのカント解釈
第2章 システム社会の生成
第3章 カントの実践哲学
第4章 アドルノのカント読解再論
第5章 自然・経験・社会・歴史
第6章 目的論的枠組みとその抜き去り
第7章 自然の人間的歴史と人間の自然史
著者等紹介
横田榮一[ヨコタエイイチ]
1949年生。1980年北海道大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、北海商科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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