内容説明
『ヘーゲル批評集』(1992年、梓出版社)に収め切れなかったヘーゲルの批評論文を翻訳し、解説をつけたもの。補遺の二編の習作を除いて、五十五歳から亡くなる六十一歳までに書かれた四編の批評論文を収めた。
目次
1 改宗者たちについて(1826年)
2 ヴィルヘルム・フォン・フンボルトの『マハーバーラタのバガヴァッド‐ギーターの名によって知られるエピソードについて』(1827年)
3 ゾルガーの遺稿と往復書簡(1828年)
4 ゲレスの『世界史の基礎、区分、時代順序について』(1831年)
補遺(レッシングの妻との往復書簡について;ヴァレンシュタインについて)