関係人口の社会学―人口減少時代の地域再生

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関係人口の社会学―人口減少時代の地域再生

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  • サイズ 46判/ページ数 385p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872597295
  • NDC分類 361.7
  • Cコード C3036

出版社内容情報

住む人が減ったら、地域は再生できないのか?

『関係人口をつくる』の著者が、関係人口を社会学の見地から定義し、その役割を論じた本邦初の「関係人口の研究書」!
各地の事例と新たな理論の枠組みによって関係人口を位置づけ直し、人口減少時代の地域再生の方向性を示す。

「関係人口」とは、「定住人口」(移住)でもなく、「交流人口」(観光)でもない特定の地域に様々なかたちで関わる人々を指す語で、深刻な人口減少が進む地域社会の課題を解決するための新たな地域外の主体として近年脚光を浴びている。本書では、関係人口という新たな主体の存在と、関係人口が地域の再生に果たす役割を明らかにすることで、これからの人口減少時代における地域再生の在り方と、再生に向けた具体的な方法論を示す。新型コロナウイルスの影響を踏まえて今後の地域と関係人口を検討する補論も付しており、地域行政や地域づくりに関わる人必携の書となっている。

目次
序章 かつてない〝危機〞の中で
1 地方消滅への過剰な対抗 
2 心の過疎化 
3 ねらいと構成 
4 本書の手法について 
5 島根県というフィールド 

第1部 関係人口とは何か
第1章 誕生前史― 地域社会の変容
1 人口減少の段階による三つの時代区分 
2 「金の卵」を見送って― 過疎の誕生 
3 大衆教育社会― 大学進学による流出 
4 限界から消滅へ― 加熱する人口獲得合戦 
5 地域衰退サイクル 

第2章 関係人口の概念規定
1 登場の意味 
2 混乱と批判 
3 社会学的背景  
4 社会学的定義 
5 広がりと多様性 

第3章 関係人口の分析視角
1 二つの問い 
2 地域再生主体の歴史的展開 
3 主体形成論の再検討 
4 社会関係資本と主体形成 
5 地域再生におけるよそ者の役割 

第2部 関係人口の群像
第4章 廃校寸前から魅力ある高校へ― 島根県海士町
1 調査対象と方法 
2 「海のサムライ」 
3 このままでは無人島になる 
4 最先端でのチャレンジ 
5 「魅力化」という本質的なビジョン 
6 志を果たしに、帰らん 

第5章 シャッター通り商店街が蘇った― 島根県江津市
1 調査対象と方法 
2 東京から一番遠いまち 
3 企業誘致から起業家誘致へ 
4 帰ってこれる島根をつくろう 
5 地元の私たちも何かしたい 
6 「人が人を呼ぶ」好循環

第6章 消滅する集落で安心して暮らす― 香川県まんのう町
1 調査対象と方法 
2 平家の落人伝説 
3 役場じゃどうにもならない 
4 「俺たちはのたれ死ぬだけだ」 
5 進化する転出子懇談会 
6 集落の尊厳を守る 

第3部 関係人口と地域再生
第7章 地域再生主体の形成
1 主体形成の3ステップ 
2 「連帯型」という社会関係資本 
3 地域再生主体としての関係人口 
4 関係人口の可能性 

第8章 関係人口が果たす役割
1 地域再生サイクル
2 地域再生サイクルにおける位置付け 
3 現代社会における地域再生 
4 地域課題という「関わりしろ」 

終章 目指すべきものは何か

補論 新型コロナウイルスと関係人口

参考文献/謝辞/索引

内容説明

『関係人口をつくる』の著者が、関係人口を社会学の見地から定義し、その役割を論じた本邦初の「関係人口の研究書」!事例と新たな理論の枠組みによって関係人口を位置づけ直し、人口減少時代の地域再生の方向性を示す。

目次

かつてない“危機”の中で
第1部 関係人口とは何か(誕生前史―地域社会の変容;関係人口の概念規定;関係人口の分析視角)
第2部 関係人口の群像(廃校寸前から魅力ある高校へ―島根県海士町;シャッター通り商店街が蘇った―島根県江津市;消滅する集落で安心して暮らす―香川県まんのう町)
第3部 関係人口と地域再生(地域再生主体の形成;関係人口が果たす役割;目指すべきものは何か)
補論 新型コロナウイルスと関係人口

著者等紹介

田中輝美[タナカテルミ]
島根県浜田市生まれ。大阪大学文学部卒。1999年、山陰中央新報社に入社し、琉球新報社との合同企画「環りの海―竹島と尖閣」で2013年新聞協会賞を受賞。2014年秋、同社を退職し、フリーのローカルジャーナリストとして、変わらず島根に暮らしながら、地域のニュースを記録している。2018年度総務省ふるさとづくり大賞奨励賞受賞。2020年、大阪大学大学院人間科学研究科後期課程修了。博士(人間科学)。2021年4月、島根県立大学地域政策学部准教授に着任。また、過疎の発祥地から「過疎は終わった!」と問い、百年続けることを掲げる年刊誌『みんなでつくる中国山地』プロジェクトも仲間と始めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

12
島根と香川の人口減少地域の活性化事例を紐解く研究書。事例では閉鎖的な地域を変えて行く大変さと地域住民が変わっていく過程なども描かれている。食べる通信を通じた地域の繋ぎ直し、おてつたびなども興味深かった。島根行ってみたくなったし、地域活性化の可能性も感じ取れた。どう自身が関われるか模索したい。2021/11/21

izw

6
本書は、著者が2020年3月に提出した博士論文が元になっている。関係人口の定義、関係人口が地域再生に果たす役割について、具体的な3例(鳥取県海士町、島根県河津市、香川県まんのう町)を元に検討を進めている。関係人口は地域再生に有効に働くが、それは、地域住民との協創によるところが大きく、地域住民に主体性が生まれることが必要だ、そうすることで継続的に地域課題が解決され続けるようになる、というような論旨かと思う。3例とも関係人口はスーパーな人なので、これを関係人口の典型としてよいのかという違和感は残った。2022/04/11

ぷほは

2
積読解消。ジャーナリストである著者が話題の新語をキーに従来のよそもの論、SC論などとの接続を図りつつ、これからの地域社会の可能性を考察する。前半の先行研究の概観だけでも博士論文を基にしているだけあってマッピングが素晴らしく、文体も分かりやすい。学生と一緒に読みたくなる好著であった。SC論のつなげ方がまだ浅い、海外地域の事例に対する検討の不在等はフィールドとの距離の近さからくる問題と地続きであるように読め、筒井淳也の言う距離化戦略と対照戦略のバランスについて考えさせられた。「人口」という用語自体の危うさも。2021/12/30

takao

1
ふむ2023/06/22

さわでぃー

1
関係人口の基本と具体的な取り組みがわかってよかった2022/05/16

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