思考ツールを利用した日本語ライティング―リーディングと連携し論理的思考を鍛える

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思考ツールを利用した日本語ライティング―リーディングと連携し論理的思考を鍛える

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  • サイズ A5判/ページ数 234p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784872595567
  • NDC分類 377.15
  • Cコード C3081

出版社内容情報

文章の論理構造を意識化させるレポート・ライティングの学習方法やリーディングとライティングの連携を重視した教育実践を論じる.本書は,主に学部レベルの日本語学習者を対象とし,文章の論理構造を意識化させるレポート・ライティングの学習方法,およびリーディングとライティングの連携を重視した教育実践について論じたものである.リーディングとライティングの双方に利用できる思考ツールを取り入れ,また1つのテーマに対して3種類のレポート(「調査型」,「賛否型」,「問題解決型」)を課すことで,学習者の論理的な思考を鍛えることを目指す.

まえがき



第1章 学部留学生の日本語ライティング教育の背景

1.1 学部留学生の日本語ライティング事情

1.1.1 留学生受け入れにおける学部留学生の割合

1.1.2 学部留学生に対する日本語教育の必要性

1.2 アカデミック・ライティングにおけるレポートの分類

1.2.1 アカデミック・ライティングの定義

1.2.2 アカデミック・ライティングの分類

1.3 学部留学生の日本語ライティングの問題点

1.4 本書の目的、対象、および、研究方法

1.4.1 本書の目的と対象

1.4.2 研究の方法



第2章 日本語ライティング教育の関連研究

2.1 第二言語ライティング教育の研究動向

2.1.1 北米の第二言語(英語)ライティング教育の研究動向

2.1.2 日本の第二言語(日本語)ライティング教育の研究動向

2.2  第二言語教育における

「リーディングとライティングの連携」の研究

2.2.1  北米の第二言語(英語)教育における

「リーディングとライティングの連携」

2.2.2  日本の日本語ライティング教育における

リーディングを重視した研究

2.3  リーディングやライティングを支援する思考ツールの研究

2.3.1 思考ツールの分類とその有用性

2.3.2 ビジネス分野での論理的思考を支援する思考ツール

2.3.3 議論を支援する思考ツール

2.3.4 リーディングを支援する思考ツール

2.3.5 ライティングを支援する思考ツール

2.4 関連研究からの示唆と本書の位置づけ



第3章 ライティングと連携したリーディング

3.1 論理的な文章の論理構造

3.2 論説文のリーディング過程

3.3 思考ツールを利用した論説文のリーディング

3.3.1 論説文の構成要素の機能

3.3.2 リーディング第1段階の思考ツール「段落中心文表」

3.3.3 リーディング第2段階の思考ツール「文章構造図」

3.3.4 リーディング第3段階の思考ツール「ロジック・チャート」



第4章 リーディングと連携したライティング

4.1 レポートのライティング過程

4.2 「賛否型」レポート作成

4.2.1 ライティング第1段階の思考ツール「ロジック・チャート」

4.2.2 ライティング第2段階の思考ツール「文章構成図」

4.2.3 ライティング第3段階の思考ツール「段落中心文表」

4.3 「問題解決型」レポート作成

4.3.1 ライティング第1段階の思考ツール「ロジック・チャート」

4.3.2 ライティング第2段階の思考ツール「文章構成図」

4.3.3 ライティング第3段階の思考ツール「段落中心文表」



第5章 授業実践の方法

5.1 授業実践の概要

5.1.1 授業実践でのリーティング導入

5.1.2 授業実践でのライティング導入

5.2 授業実践の成果を検証するための2つのレポート

5.3 レポート評価の方法

5.3.1 レポート評価の種類

5.3.2 日本語教員によるレポート評価

5.3.3 学習者のレポート自己評価と振り返り



第6章 授業実践の結果と考察

6.1 日本語教員のレポート評価からの考察

6.1.1 ルーブリック評価

6.1.2 講評

6.2 学習者が作成した思考ツールからの考察

6.2.1 思考ツールの評価

6.2.2 評価上位者の思考ツール

6.2.3 評価中位者の思考ツール

6.3 学習者の自己評価からの考察

6.3.1 ルーブリック評価

6.3.2 学習者による自由記述

6.4 学習者に対するアンケートからの考察

6.5 本章のまとめ

6.5.1 日本語教員による評価からの考察

6.5.2 学習者が作成した思考ツールからの考察

6.5.3 学習者の自己評価からの考察

6.5.4 学習者に対するアンケート結果からの考察



第7章 結論

7.1 総括

7.2 日本語ライティング教育の総合的考察

7.2.1  ライティングのためのリーディング、

リーディングのためのライティング

7.2.2 思考ツールを利用したリーディングとライティング

7.2.3 テーマに対する理解を深める段階的ライティング

7.3 今後の課題

7.3.1 テーマ選択の重要性

7.3.2 参考文献に関する課題

7.3.3 評価項目の事前開示



付録

参考文献

初出一覧

あとがき

索引

脇田 里子[ワキタ リコ]
脇田 里子
福岡県出身。2015年、大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了。博士(言語文化学)。現在、同志社大学グローバル・コミュニケーション学部准教授。専門は日本語教育学、アカデミック・ライティング、異文化理解。

〈主著〉
「ライティング・ルーブリックの実践」, 『コミュニカーレ』第5号, pp. 21?50,(2016)「学部留学生を対象にした『段階的アカデミック・ライティング』の導入」,『コミュニカーレ』第4号, pp. 35?61,(2015)「新聞の論説文読解における文章構造分析―文章構造の可視化の実践―」,『日本語教育と日本研究における双方向性アプローチの実践と可能性』(ココ出版) 第9回国際日本語教育・日本研究シンポジウム大会論文集編集会編,pp. 181?192,(2014)

目次

第1章 学部留学生の日本語ライティング教育の背景
第2章 日本語ライティング教育の関連研究
第3章 ライティングと連携したリーディング
第4章 リーディングと連携したライティング
第5章 授業実践の方法
第6章 授業実践の結果と考察
第7章 結論

著者等紹介

脇田里子[ワキタリコ]
福岡県出身。2015年、大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了。博士(言語文化学)。現在、同志社大学グローバル・コミュニケーション学部准教授。専門は日本語教育学、アカデミック・ライティング、異文化理解(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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