目次
第1章 テマ軍団の登場とテマ反乱の展開
第2章 七・八世紀におけるビザンツ中央政府の動向―元老院を中心に
第3章 ビザンツ艦隊をめぐる考察―七世紀後半‐八世紀初頭を中心に
第4章 レオン三世政権の成立―テマ軍団の動向を中心に
第5章 八世紀後半のビザンツ帝国―エイレネ政権の性格をめぐって
第6章 タグマについて―八世紀ビザンツにおける近衛連隊の誕生
第7章 イサウリア朝下の陰謀事件をめぐって―八世紀のコンスタンティノープル
第8章 ビザンツ帝国のバルカン半島政策(八世紀後半‐九世紀初頭)―ニケフォロス一世の戦死を考える
第9章 九世紀初頭における帝位継承とテマ反乱―スラヴ人トマスの乱を中心に
第10章 テマ制の起源を再考する
著者等紹介
中谷功治[ナカタニコウジ]
関西学院大学文学部教授、博士(文学)。1960年、大阪市生まれ。1989年、大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、大阪大学文学部助手、愛媛大学教育学部助教授を経て、2002年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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