目次
序論 コンフリクトと移民―新しい研究の射程
第1部 文化理論(移民の哲学―グローバルエシックスとしての歓待の倫理;外国人労働・構造的暴力・トランスナショナリティ;メキシコにおける輸出工業化と移民予備群の形成―輸出アパレル産業の発展にともなう労働観の変容)
第2部 在日状況(外国人看護師・介護福祉士候補の受け入れをめぐる葛藤―EPAスキームにみる選抜方法・技能標準化・コストの課題;ことばと文化の壁を越えて―在住外国人の保健医療に関する課題と挑戦;親密な関係の交渉―在日の国際結婚カップルのライフスタイル;「往還する人々」の教育戦略;外国人労働者問題の根源を考えるためのノート)
第3部 実践研究(多文化間精神医学の事例研究としてのベトナム‐日本;実践的対話手法)
第4部 研究への誘い(「コンフリクトと移民」を考えるブックガイド)
著者等紹介
池田光穂[イケダミツホ]
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授。専門は文化人類学(医療人類学、中米民族誌学)ならびにヘルスコミュニケーション研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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