内容説明
小西酒造、西川産業など今も知られる関西圏の商店が江戸に多く進出した。現在まで続く企業力はなにか。地方史調査で得られた膨大な資料を分析した力作。
目次
第１章 江戸下り酒問屋小西屋の経営と大名金融
第２章 江戸下り酒問屋山田屋五郎助店の経営
第３章 江戸畳表問屋西川甚五郎家の経営構造
第４章 関東呉服問屋奈良屋の経営
第５章 都市商業の発展
第６章 三井家の同族組織
著者等紹介
賀川隆行［カガワタカユキ］
１９４７年福井県に生まれる。１９７０年一橋大学社会学部卒業。１９７３年財団法人三井文庫就職。１９７５年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。１９８３年社会学博士号取得。２００６年大阪大学大学院経済学研究科教授（～２００７年３月）。現在、公益財団法人三井文庫主任研究員。専攻は日本近世経済史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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