内容説明
生命技術の倫理はいかにあるべきか。この最先端の問題を正面から受け止め、人間の未来を考える。
目次
1 往復書簡―「日本の生命倫理を総括する」
2 シンポジウム―「21世紀における生命と人間」(生命誌のこれから―主客合一に注目して;生気論とは何であったか)
3 3.11後の生命と社会―“放射能国家”の生政治
4 生命倫理の原理論(バイオサイエンス時代におけるサクセスフルエイジング―身体の健康から、精神の健康へ;因果と自由について;何が「君自身について物語れ」と命じるのか―自伝、伝記、そして生政治;ブレイン・マシン・インターフェースの脳神経倫理―臨床研究の観点からの論考;生命、アニミズム、魂への態度)
著者等紹介
檜垣立哉[ヒガキタツヤ]
1964年生。大阪大学人間科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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