出版社内容情報
アスネ・セイエルスタッド[アスネセイエルスタッド]
著・文・その他
野中邦子[ノナカクニコ]
翻訳
内容説明
フセイン独裁、アメリカによる“解放”―。混沌の市中でたくましく生き抜くイラクの民衆たち。200万部の世界的ベストセラー『カブールの本屋』の女性ジャーナリストが現地にとどまり、命を懸けてつづった渾身の滞在録。
目次
1章 戦いの予兆(破局が迫りくるこの場所で;サダム・フセインの国へ;バグダッドの過去と現在 ほか)
2章 開戦(どちらのリスクを背負うべきか;国外脱出という誘惑;脱出する者と残る者 ほか)
3章 戦いのあと(解放か、侵略か;サダム政権が終わりを告げて;「ぼくの腕を返して」 ほか)
著者等紹介
セイエルスタッド,アスネ[セイエルスタッド,アスネ][Seierstad,Asne]
1970年生まれ。オスロ大学でロシア語、スペイン語、哲学史を学ぶ。女性ながら戦争特派員として、1990年代のロシア、中国を取材し、1998~2000年にはノルウェーのテレビ局を通じてコソボ紛争を報じた。2001年秋、アフガニスタンに渡って、北欧の有力紙多数に戦場ルポを送り、2003年はバグダッドでイラク戦を報じた。そのジャーナリスト精神が認められて、数多くの賞を受賞し、2004年にはEMMA賞(民族多文化メディア賞)を受賞
野中邦子[ノナカクニコ]
東京生まれ。多摩美術大学絵画科卒。出版社勤務後、フリーの編集者を経て、現在は英米文芸書の翻訳家。翻訳グループ牧人舎所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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