バグダッド101日―早朝5時30分、米空軍の猛爆撃が始まった

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 404p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872578478
  • NDC分類 302.281
  • Cコード C0098

出版社内容情報



アスネ・セイエルスタッド[アスネセイエルスタッド]
著・文・その他

野中邦子[ノナカクニコ]
翻訳

内容説明

フセイン独裁、アメリカによる“解放”―。混沌の市中でたくましく生き抜くイラクの民衆たち。200万部の世界的ベストセラー『カブールの本屋』の女性ジャーナリストが現地にとどまり、命を懸けてつづった渾身の滞在録。

目次

1章 戦いの予兆(破局が迫りくるこの場所で;サダム・フセインの国へ;バグダッドの過去と現在 ほか)
2章 開戦(どちらのリスクを背負うべきか;国外脱出という誘惑;脱出する者と残る者 ほか)
3章 戦いのあと(解放か、侵略か;サダム政権が終わりを告げて;「ぼくの腕を返して」 ほか)

著者等紹介

セイエルスタッド,アスネ[セイエルスタッド,アスネ][Seierstad,Asne]
1970年生まれ。オスロ大学でロシア語、スペイン語、哲学史を学ぶ。女性ながら戦争特派員として、1990年代のロシア、中国を取材し、1998~2000年にはノルウェーのテレビ局を通じてコソボ紛争を報じた。2001年秋、アフガニスタンに渡って、北欧の有力紙多数に戦場ルポを送り、2003年はバグダッドでイラク戦を報じた。そのジャーナリスト精神が認められて、数多くの賞を受賞し、2004年にはEMMA賞(民族多文化メディア賞)を受賞

野中邦子[ノナカクニコ]
東京生まれ。多摩美術大学絵画科卒。出版社勤務後、フリーの編集者を経て、現在は英米文芸書の翻訳家。翻訳グループ牧人舎所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スー

4
イラクに3ヶ月間滞在してイラク人を取材した記録。アメリカの制裁の為に食べ物は不足し、母親の栄養不足で早産が増えて母乳も出ず乳幼児の死亡が増え生活が苦しくても密告を恐れて文句も言えない。戦争が始まると町のあちこちに爆弾やミサイルが落ちて、民間人から沢山の犠牲者が出て取材に行くと犠牲者は普通の人達だ。出産を一ヶ月後にひかえた妊婦は足を砕かれていて、麻酔は子供に悪いと痛みに耐えている。腕を返してと言う子供。三人の子供を失い叫ぶ母親。車列の前を手を繋いで歩く親子を銃撃する。アメリカはイラクを破壊しただけだった。2016/06/15

メルセ・ひすい

0
9-42 赤41 米軍侵攻までの生々しい現地報告 チグリス・ユーフラテス文明と大英博物館と独・英の侵略・略奪。フセイン独裁、アメリカによる“解放”…。混沌の市中でたくましく生きるイラクの民衆たち。200万部の世界的ベストセラー「カブールの本屋」の女性ジャーナリストが現地に留まり、命を懸けて綴った渾身の滞在録。2008/01/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/330881
  • ご注意事項

最近チェックした商品