出版社内容情報
河村清明[カワムラキヨアキ]
著・文・その他
内容説明
生産界の重鎮たちが、続々登場、本音を激白。今まさになにが「生産地」で起こっているのかを克明に記した衝撃のルポルタージュ。
目次
序章 外国産馬が勝った天皇賞
第1章 いま「馬の生産地」で何が起こっているのか
第2章 馬産地「日高」の光と影
第3章 次世代経営者が打つべき「一手」
第4章 社台、メジロ、BRFの熱い視線
終章 これからの馬産地で生き残るために
著者等紹介
河村清明[カワムラキヨアキ]
東京都府中市在住。山口県宇部市に生まれる。北海道大学文学部国文科を卒業後、リクルートに入社、情報誌の編集などに携わる。同社を退社した96年に「優駿エッセイ賞」を受賞、馬産地に題材を取ったルポルタージュを書きはじめる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
futabakouji2
8
セリで地方競馬にも売れない馬は馬肉として売られるというのがショックだった。生産者もそれだけ生活が辛いと言うわけだ。生産だけでなく育成もしないといけない。それには育成施設を整えるために高額投資をする。種付け料500万とか冷静に考えたら値段が高い。メジロ牧場も今ではなくなったし、ハイリスク・ハイリターンな業界である。売れない馬が多いしOP馬になれるだけでも凄いものだなと考えが改められた本。2020/03/19
だーぼう
0
馬産地の厳しい現状が痛いほど伝わってくる一冊。だからこそ、これをはねのけたときの感動は大きい。ブログに感想を書きました。2010/09/29