感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のん@絵本童話専門
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街頭紙芝居の代表作としてちょくちょく名前を目にした黄金バット。こちらだけ図書館にあり、読んでみました。マサエは破壊光線の設計図の在り処を吐けと囚われの身、マサオ少年は線路に横たわり、機関車で轢かれる間近。ヒーロー的役割の黄金バットは気味の悪い緑色の骸骨。街頭紙芝居は子供に見せたくないと言われる所以が理解できた感じです。生々しい。しかし昔ながらの雰囲気が好きな人にはたまらないだろう。途中から始まったような話が、面白い所で「また来週」で切られてしまう。これも街頭紙芝居ならではの幕引き。気になる!2021/04/08