内容説明
既存の教育制度に挑戦する米大学日本校や日本の海外分校。しかしその中には然るべき水準以下のものがある、教育本来の理念を脅かすものがある…。日米両国にまたがる教育・社会問題ともなった国際教育事業そのあるべき姿を求めるアメリカの大学人が、日本での現地調査・100件以上の実例に基づきボーダーレス時代の教育提携の在り方を問う。
目次
第1章 背景―アメリカの日本進出と日本のアメリカ進出
第2章 現状―動きはどのように広がったのか
第3章 折衝―資金調達と運営管理
第4章 成果―学生の期待に応えることができたか
第5章 公益性―誰が公的資産の使い方を管理するか
第6章 基準―誰が教育内容を保証するのか
第7章 要約と勧告―どのように進めればいいか