会社を買うのは悪いことか―株と会社支配の論理と倫理

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784872339659
  • NDC分類 335.5
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「大買収時代」到来! 「資本の論理」は絶対なのか!?
ライブドア事件をはじめとする前代未聞の企業騒動は、なぜ起こったのか?
「株」とは何か? 会社とはいったい誰のものなのか?
実際の事例をもとに「株」という視点から転換期の「株式会社」のあり方に鋭く迫るビジネスマン必読の明快論考! これですべてがわかる!!

はじめに

第一部 そこで何がおきていたのか?

第1章 ライブドア騒動
第2章 株を買い占めて会社を乗っ取る
第3章 大株主が会社を支配する
第4章 銀行の統合・支配
第5章 会社乗っ取り

第二部 株と会社支配の論理と倫理

第6章 外資警戒論
第7章 株価はどうやって決まるのか
第8章 株式会社とは何か
第9章 会社は誰のものか
     
おわりに


 ライブドアとニッポン放送、フジテレビの和解の後、6月に入ってようやく、ライ
ブドアとフジテレビ両社の共同事業が発表された。今後、両社の関係がどう動いてい
くか予想し難いが、すんなりと良好な関係が築かれると考える人は少ないだろう。
 しかし、両社のこれからがどうなるかに関わらず、ライブドア騒動が開いたパンド
ラの箱は、もう閉めることは適わないのだ。
 ライブドア騒動を「結局はマネーゲーム」と結論付けてみせても、大買収時代に生
きなければならないわれわれにとっては、何の足しにもならない。やるべきことはこ
の事件をもう一度丹念に振り返り、その中から貴重な教訓を探り当てることである。


一連の企業騒動を「株」と「会社」の関係から見ることによって本質的問題をつかみ出すとても刺激的な論考! 表面的な現象に流されることなく「何が起こっていたのか」「これか何が起こるのか」を考えます。
会社と個人の関係を考え直す上でも格好の一冊です!!

内容説明

ライブドア事件をはじめとする前代未聞の企業騒動は、なぜ起こったのか?「株」とは何か?会社とはいったい誰のものなのか?実際の事例をもとに「株」という視点から転換期の「株式会社」のあり方に鋭く迫るビジネスマン必読の明快論考。

目次

第1部 そこで何が起きていたのか(ライブドア騒動;株を買い占めて会社を乗っ取る;大株主が会社を支配する;銀行の統合・合併 ほか)
第2部 株と会社支配の論理と倫理(外資警戒論;株価はどうやって決まるのか;株式会社とは何か;会社は誰のものか)

著者等紹介

奥村研[オクムラケン]
1963年兵庫県生まれ。証券専門紙記者、雑誌編集者を経て独立。フリーの経済ライター。株式、金融関係を中心に執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。