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内容説明
グリーンコープ連合は、30年ほど前に九州で生まれた生協で、現在、組合員34万人、年間取扱高は600億円強に達しています。遺伝子組み替え作物を使わない食品、BSE(狂牛病)問題への厳しい取り組みなどに加えて、ワーカーズコレクティブ方式による店舗経営や介護事業などの推進によって、世界の最先端を行く生活(消費)協同組合として、大きな注目を集めています。
目次
1 新・生協への挑戦―「自由」と「協同」を語る言葉を求めて
2 「自由に生きる」ということについて
3 「権力」は「連帯」に転化しうるものである
4 私たちは何故、社会福祉法人に向かうのか
5 「それ自身のために」が自己運動している
6 食べもの運動と組合員主権について
7 「組合員活動」と「組合員労働」、そして「実務者労働」の関係について
著者等紹介
行岡良治[ユキオカヨシハル]
1947年8月19日生まれ。北九州市戸畑区及び小倉北区で育つ。1966年、熊本大学工学部電子工学科入学。入学と同時に、熊本大学厚生組合(「熊本大学生活協同組合」の前身)の組織部に入部。1969年、熊本大学生協の水道光熱費闘争が学園紛争に転化、「熊本大学全学共闘会議」を結成すると同時に、議長のひとりに就任。1974年、熊本大学生協がその設立を支援し、設立されたくまもと生協を仲間五人とともに出て、同年9月、生活協同組合市民生協を設立、同生協専務理事に就任。1976年12月、「経営再建」支援の要請を受けて、北九州筑豊市民生協に移籍、翌77年6月に専務理事に就任。1980年9月、生活協同組合市民生協連合を設立、専務理事に就任。1988年3月、共生社生協連合(共生社)と福岡地区事業生協連合(ちくれん)が合併し、生協連合グリーンコープを設立、専務理事に就任。今日に至る
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