出版社内容情報
ストラグル・フォー・プライド、ECD、MSC、降神、オールタイチ、シロー・ザ・グッドマン、イルリメ……etc.2004年のストリートで実際に何が起こっているのか? の現状リポート。今最も信頼に足る先鋭的若手音楽批評家、渾身のデビュー作。
内容説明
今最も信頼に足る先鋭的若手音楽批評家、渾身のデビュー作。
目次
第1章 いつの時代も、路上では、出会うべき人間たちが出会っている(Summer Never Ends―ストラグル・フォー・プライド、アブラハム・クロス、ブレックファストからなるハードコア・パンク・シーンについてのレポート;いつの時代も、路上では、出会うべき人間たちが出会っている―FESN『43‐26』を巡って ほか)
第2章 Daily Beats(DJクロックを紹介する;イルリメを紹介する ほか)
第3章 アンダーグラウンドでは、ハードコアなやつらがいま再び仕切り直しを始めている(連帯感の残骸;KICK THE CAN CREW ほか)
第4章 つーか、踊りに行こうよ。最高のパーティがあるんだ(第4回、Bボーイ・パーク“MCバトル”について;シンゴ02 ほか)
第5章 僕にとって必要なレコード、要らないレコード
著者等紹介
磯部涼[イソベリョウ]
1978年5月24日生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tres
1
私も似たようなシーンをえらい熱量で追いかけていたので、よく分かる、、、 表紙といい、タイトルといい、雑多で熱のある文章といい、肩に力が入りまくりで共感できる。文章の熱だけで紹介している音楽を聴きたくなるような本。若いときのこういう文章が残っているというのはむず痒いし、誇らしいしという感じだろうなあ。久々に読もうかな2021/02/13
田中はにわ
1
本棚から取り出して、パラパラ。著者の最新作『ルポ川崎』を読んだあとで。10年以上前、私はこの本でイルリメに特に興味を持ち、たくさんCDを買った。2018/06/24
DJ souchou
0
Homebrewer(今は亡きヒップホップ専門誌blastにて古川耕氏とやっていた連載新人発掘企画)や、HP/JP(BARKSにて同氏とやっていたWebラジオ番組)以後に出した本は広範囲な音楽コラム/ライブレポ/CD評etc...であった。福岡親不孝通りのヒップホップイベント、サウンドデモ、廃墟でのスクワット・パーティー、カッティングエッジなアーティストへのインタビューと会社員兼DJのハードな日常やカレー好きトラックメーカーのエクストリームなカレー求道ぶり…、が同列に書かれてるのが面白かった。
ブリトー
0
ゼロ年代の地下水脈レポート
aquirax_k
0
雑誌に書き散らしたのを纏めたものなので統一性は無いですが、不思議と一つの世界観が出来上がってます。で、日本語ラップ史いつ出るのWW