パレスチナ国際市民派遣団 議長府防衛戦日記

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872337174
  • NDC分類 319.28
  • Cコード C0095

出版社内容情報

弱者たちは、いかにしてイスラエル軍に対する非暴力戦を闘い抜いたのか。パレスチナ議長府への軍事進攻に、知恵と行動力によって対抗、いかなる政府も外交官もなし得なかった意思表示と支援をなしとげた、国際市民たちの物語。

内容説明

パレスチナ議長府への軍事侵攻という“暴力”に、白旗と携帯電話と知恵と行動力によって対抗し、いかなる政府も外交官もなし得なかった意思表示と支援をなしとげた、国際市民たちの物語。マスメディアでは報じられない情報と視点が詰まった貴重な証言の記録。現代社会における市民運動の一つのモデルがここにある。

目次

イントロダクション
三月二七日水曜日
三月二八日木曜日
三月二九日金曜日
三月三〇日土曜日
三月三一日日曜日
四月一日月曜日
四月二日火曜日
四月三日水曜日
エピローグ
四月四日木曜日
四月五日金曜日
四月一三日土曜日

著者等紹介

ボヴェ,ジョゼ[ボヴェ,ジョゼ][Bove,Jose]
農民運動家。反グローバリゼーションの闘志。1953年ボルドー生まれ。父親は農学者。生まれてから3年半、アメリカ、バークレーで両親とともに過ごす。71年以降、フランス中部の山塊地方ラルザックの軍事基地拡大反対闘争に参加し、モントルドンに定住。74年に兵役免除の申請を拒否され、ラルザックに潜伏、羊の酪農を始める。87年、小中規模の農家のための持続可能な農業を再興するため、仲間とともに農民総同盟を設立。95年にはフランスによる核実験再開反対のため、タヒチまで出かける。99年刑務所に投獄。遺伝子組み換え作物反対運動の先頭に立ち、仲間たちと、遺伝子組み換えとうもろこしが試験栽培されている畑を刈り取ったり種子を焼いたりして、告訴される。シアトルやジェノヴァ、ポルトアレグレの反グローバリゼーション・デモに参加。2002年10月末、アタック・ジャパンにより日本に招待される

コリン・コバヤシ[コリンコバヤシ]
美術家、フリーライター。1949年東京生まれ。70年渡仏、以後パリに定住。70~74年パリ国立高等美術学校に学び、制作活動を開始。主なものとして、80年パリ・ビエンナーレ、89年ポンビドゥー・センター個展ほか、日本でも90年ヒルサイド・ギャラリー、92年ギャラリー上田、95年ギャラリー・aM個展がある。制作のかたわら、美術批評、社会批評を雑誌、新聞に寄稿。反核運動にかかわり、90年以降、パリで市民団体「ふくすうの文化」、98年以降「日仏NGO交流協会エコー」を主宰。沖縄・アイヌ資料展、写真展などを組織、2000年以来、「従軍慰安婦」を描いた映画『ナヌムの家』上映運動に取り組む
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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