内容説明
九州の大親分とキツネ目の男が、丁丁発止!両巨頭のガチンコ激談本。
目次
第1部 ヤクザの原理論(九州ヤクザの源流;仲裁は仲裁人の強さが問われる;ヤクザのカネの使い方に学べ;博打が組織を滅ぼす ほか)
第2部 警察国家―腐敗と欺瞞に満ちた闇をあばく(暴対法をめぐる攻防;スポーツをヤメたそれぞれの理由;死を覚悟の賭場荒らし;警察の横暴を糺す ほか)
第3部 突破者の組織論、川筋モンの組織論(ヤリたいことをするのがワシの組織や;ワシらも電脳に染まる時代;任侠道という鉄鎖;おちょくりの精神 ほか)
著者等紹介
溝下秀男[ミゾシタヒデオ]
1946年、福岡県嘉穂郡生まれ。24歳のとき溝下組を結成、79年溝下組(翌年極政会に改組)を率いて草野一家入り。80年、若頭に就任、90年、九州最大のヤクザ組織・二代目工藤連合草野一家(99年、三代目工藤会に改称)を継承。2000年、総長(会長)を十年間務め終え、総裁となる。格闘技からジェットスキーまでスポーツ万能に加えて、書、水彩画、篆刻と多才なことで知られる。著作に『極道一番絞り』『愛嬌一本締め』(宝島社文庫)などがある
宮崎学[ミヤザキマナブ]
1945年、京都伏見の寺村組組長の息子として生まれる。早稲田大学法学部入学後は日本共産党ゲバルト部隊で名を馳せる。その後、『週刊現代』記者などを経て、裏会社で活躍。グリコ・森永事件では『キツネ目の男』と疑われる。著作に『地獄への道はアホな正義で埋まっとる』(小社刊)、『突破者』『不逞者』(以上、幻冬舎アウトロー文庫)、『突破者の母』(青林工芸社)、『涙を忘れた日本人のために』(小学館)などがある
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