内容説明
惰性となった日本の生活を捨て熱帯の街に快楽と安逸、冒険と再生を求めた男たち。往きて帰らぬ彼らの夢と欲望の生々しい軌跡を克明に描き出す力作ノンフィクション。
目次
1 壊す
2 逃げる
3 死ぬ
4 消える
5 戻る
6 捨てる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roku7777
2
いや、これ20年以上前の本なんだけど今はどうなっているんだろう。今もフィリピンはこんな感じなんだろうか。世界的な流れてもう少し治安はよくなっているんだろうか。フィリピ―ナにはまる(あるいはフィリピンにはまる)6人の男性の物語。つくづく日本は治安が良くていいね。でもたしかに。毎日が退屈だ。退屈なままそのまま朽ちていくか、ひりひりとする世界で自分を削っていくか。どっちがいいかなんてわからない。ほんとにね。2021/03/08
川上
0
やっぱこの人の文、もといこの人嫌いだわ。ネタを使いこなせて無いんだな。肝心の部分が書けてなかったり、曖昧だったり、構成が悪かったりと。 ある意味バブリーな無責任感の象徴なのかもしれない。2015/10/01
のちおちゃん
0
☆☆☆★2005/05/22