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内容説明
“我が闘病”記。死よりもリアルな真実がある。
目次
集中治療室
一般病棟
退院記者会見全記録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
0607xxx
10
バイク事故後の入院生活が書かれた一冊。当時は小学生の夏休みで連日ワイドショーで騒がれていた思い出がありますが、入院生活が思っていたより短く、意外でした。しかし、生死をさまよった事もあり、今後の芸能生活、人生について考えている描写が多々ある事を考えると、やっぱり大きな事故だったんだなと思う。2015/01/09
ジュースの素
8
94年の8月にバイク事故で、そのまま病院に運ばれ、57日間の入院生活をまとめたもの。事故現場の様子も酷かったらしい。普通なら生きていられない状況が、こうして重い後遺症も残らず生かされたのは神の采配だろうかと彼は何度も思い巡らす。それにしてもさすがに彼だ。弟子が病院の各所で24時間の見張りと付き添い。人間の体の不思議について彼は毎日 科学的な冷静な眼で分析していて傷が癒えて行く様子や思考の回復までを注視している。あれで人生観が多少変わったのかも知れない。読んで良かった作品だった。2017/01/18
ライアン
2
久しぶりに再読。あれからもう30年経つんだな・・・。作中たけしさんが嘆いていることが今も全く変わっていないことがわかる2025/02/23
らくだ
1
枠の中 カセ 最大公約数的 まんまスピノザが定義する自由 どうしてこの本を見つけたか 中島らもだった気がする 意志の力がとても強い 惹かれる 中島らものいうとおり、手術を拒否するところに意志があり、人間があり、自由がある でもここにこぼれているものがないか、まだ考えてみようと思う 数々の説得に決断が揺らぐ 切断 自分と違う点 国交断絶 鎖国 かたやテレビに出続けている 大衆とふれている p193 他人の不幸 それが今生きてる人たちの心の基本形 ボロボロの縫いぐるみだった体2023/06/24
嶽浦かな野
1
自分のことは自分でできなきゃむず痒い、それは確かですよ。でもさ、途中であんまり関係ない演説しないで欲しかったな。エッセイつうのは自分語りをするもんですけど、この本じゃなくったってできるでしょう。借りた本です。2015/10/14