内容説明
息詰まる都会の生活に嫌気がさし、あてどないツーリングへと旅立った直美は、老婆が忠告してくれたにもかかわらず、気の向くまま真っ暗なトンネルをくぐり抜けた。と、そこには茶屋が。周囲の景色のあまりの素晴らしさに思わず感激の声をあげたその途端、直美のまわりで何かが変わり始めた…。何気なく発した一言のために不可解な世界へと迷い込んだキャリア・ウーマンの恐怖を描く『峠の茶屋』他、『瞳の中へ』『留守番電話』『こけし谷』『廃校七番目の不思議』『殺しのワープロ』『ホノルル行き444便』等、日常に潜む違和感、恐怖を鋭いタッチで描く傑作短編集、計7作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
としP
12
「世にも奇妙な物語」の多数の作品の中でも、特に人気の高い「峠の茶屋」が収録されている。それ以外の作品はイマイチ。2018/03/03
町田@あの娘にキスと白百合をにはまり中
0
時代を感じる内容だった ワープロ、ハイミス、パープリンと怒涛の単語が・・。 ハイミスにおいては意味を知らないですし・・。 内容的には悪くありませんでした たしか峠の茶屋は映像化もしましたね2016/11/24
光雲
0
謎のコンタクトがをつけたら目が合う人が死んでしまう「瞳の中へ」、山の精霊から逃れなれない「峠の茶屋」、バブルを思い起こさせる「ホノルル行き444便」どれも読みやすかった。2023/04/12