内容説明
家族のことで悩んでいる人、教会のより良いあり方を探している人、さらには人類の未来を憂いている人のために!血縁を超えてつながり、助け合う「福音家族」。
目次
福音家族は世界を救う
福音家族は教会を救う
イエスの「一緒ごはん」
「一緒ごはん」のキリスト
失楽園の真実
楽園の回復
聖なる家族
いまだ、「家族になる途中」
福音家族の作り方
恐れを超えて
「家族ですから」
福音家族の原点
著者等紹介
晴佐久昌英[ハレサクマサヒデ]
1957年、東京都生まれ。東京教区司祭。上智大学神学部卒。1987年司祭叙階(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Midori Nozawa
6
いい本でした。講演でお聞きした通りでした。ホームレスの方たちを教会ホールで「一緒ごはん」に誘ったり、ベトナムからの留学生たちとの「一緒ごはん」。その他にも月一度くらいいろいろな一緒ごはんの集まりを計画し実践されている著者、晴佐久神父。教会という訳語はそもそもエクレシアで集会を意味するそうです。家族というのは一緒にいて、一緒に食事をすることが大切。でも人類が農耕を始めたことで、定住や貧富の格差も生まれました。狩猟時代に完全に戻ることは不可能ですが、キリストはあっちこっちで一緒に食事し血縁を超えてつながった。2020/02/14
ヤモリin王宮
0
教会とは「一緒ごはん」をするところ。著者が実践してきたこと、教会が大事にするべきことが分かりやすい言葉(教会用語を使わず、クリスチャン以外の人にも分かる言葉)で書かれています。 イエスの伝えたかったことは、本当にシンプル。2020/03/23