感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
amanon
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サブタイトルに「奉献の道」とあるが、キリスト教(というよりカトリック)の門外漢にとっては、あまりピンとこないテーマかもしれない。要するに世俗世界を捨て、修道者として残りの生涯を神に捧げることを指すが、一見して一般性に乏しいと思われるテーマであるけれど、このテーマが提起する問題が深く重い。この書を読んでいて、改めてそのことを思い知らされた気がする。世俗主義、物質主義がますます席巻する現代において、あえて奉献の道を選び取るということは、どういうことか?これは、カトリックの今後を考える上で欠かせない問題である。2010/09/05
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