内容説明
海にいるときは一匹の魚が、釣り上げられると一尾の魚。雲ひとつない青空、一座の入道雲、一筋の飛行機雲。…助数詞の成り立ち、それは日本人の視点を知ること。火鉢の数え方からメールの数え方まで、258種類の助数詞を語ります。
目次
第1章 人を数える
第2章 動物を数える
第3章 魚介類を数える
第4章 自然を数える
第5章 植物を数える
第6章 野菜や果物を数える
第7章 食事を数える
第8章 家や家具を数える
第9章 身に着けるものを数える
第10章 神仏を数える
第11章 助数詞の決まり方
第12章 “新しいもの”を数える
著者等紹介
飯田朝子[イイダアサコ]
1969年、東京都生まれ。東京女子大学、慶應義塾大学大学院修士課程を経て、1999年、東京大学人文社会系研究科言語学専門分野博士課程修了。学位論文『日本語主要助数詞の意味と用法』で、博士(文学)取得。現在は中央大学商学部教授、米国UCLAアジア言語文化研究所客員研究員。数々のテレビ・ラジオ番組の国語監修も手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。