内容説明
平成14年からの歯科医師国家試験において、必修問題が導入され、また臨床実地問題の出題も増加することとなった。今回の改訂に際しては、この必修の基本的事項のうち「主な全身的疾患による口腔症状」の項を加えることとし、関連する写真を示し、解説を行った。本書は必修とされる基本的事項に含まれる全身的疾患の口腔症状のみならず、臨床実地問題で扱われる口腔外科的疾患に対しても、写真や図を示すことにより、診断から治療まで簡潔に述べてあり、卒前においては口腔外科学の学習において、また卒後においても歯科医師国家試験で出題される疾患は日常の歯科診療において遭遇することの多い疾患でもあるので、実際の診療にも役立つ。
目次
必修の基本的事項(主な全身的疾患による口腔症状)
Atlas(奇形・変形;外傷;炎症;嚢胞;腫瘍;粘膜疾患;顎関節疾患 ほか)
著者等紹介
浅田洸一[アサダコウイチ]
鶴見大学歯学部口腔外科学第2講座助教授
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