内容説明
「陽炎」が揺れる。「胡蝶」が舞う。「赤猿」が宙を飛ぶ。キラキラ輝く瑠璃玉の向こうに女忍の裸身がうねる―。大奥の権力者・春日局配下の「くの一」軍団「女忍・かげろう組」は、徳川幕府の知恵袋・松平伊豆守の策謀と対決、秘術を尽くす。お世嗣を巡って大揺れの肥前大村藩、抜け荷疑惑渦巻く越前丸岡藩を舞台に、穏密剣士柳生十市兵衛、悪家老、悪徳商人が卍巴に繰り広げる妖艶絵巻。
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- 和書
- ぼくらは月夜に鬼と舞う
「陽炎」が揺れる。「胡蝶」が舞う。「赤猿」が宙を飛ぶ。キラキラ輝く瑠璃玉の向こうに女忍の裸身がうねる―。大奥の権力者・春日局配下の「くの一」軍団「女忍・かげろう組」は、徳川幕府の知恵袋・松平伊豆守の策謀と対決、秘術を尽くす。お世嗣を巡って大揺れの肥前大村藩、抜け荷疑惑渦巻く越前丸岡藩を舞台に、穏密剣士柳生十市兵衛、悪家老、悪徳商人が卍巴に繰り広げる妖艶絵巻。