内容説明
意外!ウミガメがやってくる、驚き!ダイナミックな海流、なぜ?磯ラーメンにマツモ。“チーム東大”とことん三陸を探る!
目次
海の生き物編(エゾアワビ;三陸のウミガメ ほか)
海のしくみ編(海水の流れ;黒潮と親潮 ほか)
海と生活編(漁師の知恵;各地の碑(いしぶみ) ほか)
さんりくの未来編(地域のシンボルをつくる;生命のアーキペラゴ ほか)
著者等紹介
青山潤[アオヤマジュン]
専門は魚類生態学。世界中のウナギを対象に研究を展開し、産卵場の特定や新種発見などに関わる。アフリカでのウナギ調査を描いた「アフリカにょろり旅」(講談社)で第23回講談社エッセイ賞受賞
玄田有史[ゲンダユウジ]
専門は労働経済学。ニート(若年無業者)やSNEP(孤立無業者)に関し、警鐘を鳴らしてきた。「仕事のなかの曖昧な不安―揺れる若年の現在―」(中公文庫)で第24回サントリー学芸賞、第45回日経・経済図書文化賞ダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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びわこっこ
15
岩手県大槌町にある「国際沿岸会用研究センター」の東京大学大気海洋研究所と社会科学研究所が、子どもたち向けに東日本大震災のあと、海がどのように変化したかを伝え、海の生き物、「地球史」を刻む三陸ジオなどが学べる本。「エゾアワビ」には、目が二つあることも知った! 将来の研究者・探究者になる若者向けの本だが、地元の海のしくみが分かる読みやすい写真満載の科学書です。2022/10/20
spatz
10
希望学。 初めて聞く名前だけれど、なんだか気持ちが上向きになってくる、ワクワクしてくるような学問の名前だ。 希望ってなんだろう。 ここには、挫折や試練という困難の闇をぬけ、光に向かって進んでいくことそのもの・・・という言葉で表現されている。 三陸は、筆舌に尽くしがたい大きな困難に見舞われた地。 この地で研究を続ける方々が、それぞれの分野で(記名で、というところが素晴らしいですね)三陸での取り組みを紹介。希望につなげる、力のこもったメッセージ。2023/10/18
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