内容説明
不思議いっぱい氷の世界。「宇宙よりも遠い」南極へ岩手の新聞記者が行く!63次隊越冬観測に密着取材。
目次
第1章 南極の不思議(最古級の氷を求めて往復2000キロの旅;沈まぬ太陽、夏の白夜;昇らぬ太陽、冬の極夜 ほか)
第2章 研究・観測最前線(100万年前の氷 掘り出す準備着々;氷河流出の謎突き止める;大気の流れを読む大型レーダー ほか)
第3章 教えて!南極ライフ(昭和基地をのぞいてみよう;支え合って充実基地生活;“南極days”食卓彩る岩手の味 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
43
新刊コーナーから。表紙に一目ぼれして手に取ったら、中身は思ったよりも全然硬派で情報量満載!写真もフルカラーで素晴らしく、特に水平線を移動する太陽の連続写真にはうっとりしました。(なんで岩手日報なんだろう)とか、細かい疑問にも細かい説明があって隅から隅まで読んでいたらビックリするぐらい時間が経っていました。何度読んでもワクワクする楽しい一冊です。2023/07/11
おんま
1
昔から南極に興味があって、数々の本を読んできた。 しかし、それらでは実際にどんな仕事をしているのか想像でしかなかった。 この本は、著者が実際に南極での作業に携わり、すぐそばで写真に収めているから、臨場感がたっぷりだ。 さらに、ドローンで撮った南極、を私は初めて見たかもしれない。 いつまで見ていたい本であった。2023/08/24