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内容説明
ゴッホは、他の画家の影響も受けたが、まもなく独自の様式を発展させ、従来にない方法で色彩と筆触を用いて情念を表現した。ゴッホの激しい生き生きとした色彩、力強く表現力豊かな筆使い、厚いインパスト、歪んだ遠近法は、印象派の穏やかな画法に親しんだ者には奇妙な、心をかき乱すものに感じられたが、その後の世代にとっては一つのインスピレーションとなった。本書の収録作品は、“馬鈴薯を食べる人々”のくすんだ褐色とブラックの世界から輝くような色彩と炎のようなフォルムの南フランスの風景画へと、年代順にゴッホの芸術の発展の跡をたどっていく。また、解説では、彼の困苦に満ちた短い生涯を追い、その芸術に影響を及ぼしたものを解き明かしていく。
目次
ゴッホの生涯と作品
作品解説(馬鈴薯を食べる人々;モンマルトルの家庭菜園;ペール・タンギー像;夜のカフェ;アルルの女;ゴッホの椅子;包帯をした自画像;糸杉と星の道;医師ガシェの肖像;カラスのいる麦畑)
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