内容説明
芸術史上最大の天才にして、オペラの革命家。戦争と革命の１９世紀を背景にした、ワーグナーの波乱の生涯を、１８８点の絵画・写真で再現。
目次
ナポレオン戦争下に生まれたワーグナー
継父と幼い“コサック兵”
『魔弾の射手』―舞台に対する情熱を覚醒させた歌劇
若き詩人の文学的敗北
ベートーヴェンと大プリマドンナ
政治的序曲―ティンパニーの響き―醜態
放蕩学生から変身、特別クラスの生徒に
プラヴォニーン城で敢えなく肘鉄砲を食らった求愛者
ワーグナーお気に入りの姉、弟のために一肌脱ぐ
高級保養地テプリッツで湧き上がるアイディア〔ほか〕
著者等紹介
ハンゼン，ヴァルター［ハンゼン，ヴァルター］［Ｈａｎｓｅｎ，Ｗａｌｔｅｒ］
１９３４年、オーストリア生まれ。ミュンヘン大学で学んだ後、ジャーナリズムの世界で筆を執る。１９７０年以降、フリーの作家として活躍。『吟遊詩人の足跡』と『英雄たちの足跡』の二点で国営ドイツ第二テレビ（ＺＤＦ）より文学賞を受賞。さらに青少年文学・ドイツアカデミー賞、図書出版財団賞を受賞
小林俊明［コバヤシトシアキ］
１９４２年、長野県生まれ。慶応義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。元東海大学外国語教育センター教授。専攻はドイツ文学・ドイツ文化論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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