内容説明
私はT・K生の名で「韓国からの通信」を書き始めねばならなくなった。絶望から希望へ、やがて絶望、そしてまた希望へ!言葉を武器に民主革命に大きく寄与した著者の哀歓と自省。北東アジアは、朝鮮半島は、日本は―この時代を私たちはどう生きていくべきか。
目次
池明観先生講演会 T・K生の時代と「いま」―東アジアの平和と共存への道
「T・K生」の記録について
「韓国からの通信」を執筆して
「東アジア」とは何か―地政学的な発想から地政文化的発想へ
東アジアと日本の近代化
東アジアの平和と民主主義―日韓関係を軸に
韓国における国家と市民社会
李光洙と日本―一つの試論
韓国社会と儒教
著者等紹介
池明観[チミョングァン]
1924年、平安北道(現在の朝鮮民主主義人民共和国)生まれ。宗教哲学者。ソウル大学大学院修了後、大学教授、月刊誌『思想界』主幹等を経て72年来日、東京女子大学教授に。93年に帰国後、韓国の翰林大学教授・日本学研究所所長、韓国放送公社(KBS)理事長、日韓文化交流会議韓国側座長、日韓共同歴史研究韓国側代表等を歴任。2003年7月、「T・K生」であることを名乗り出た
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- El Halcón
-
- 和書
- ウクレレハワイアン名曲集